心地よいことの重要さ
感情という信号機
感情は、まるで信号機のようです。
青になる=心地よい
赤に変わる=心地悪い
このように考えてみるとわかりやすいかと
思います。
感情はあなたが今あなたらしくあるか
どうかを最も直接的に教えて
くれています。
それと同時に、
非常警報器の役割も持っています。
「変なことになっているよ!」
「このままでいたらより不快になるよ!」
というふうに。
感情は浄化しなくて良い
誰にでも、
心地よい感情、不快な感情があります。
それはどちらを持たなくする、という
ものではないのです。
どちらの感情も常に存在しています。
ではどうしたら心地よくなれるのか
というと、心地よくなるようなことを
イメージすると良いのです。
これはどういう仕組みかというと、
フォーカス、つまり焦点を当てた感情が
活性化され増大していくので、
心地よい景色、心地よい会話、
心地よい香り、心地よい人、物、
などを直接見たり触れたりイメージ
したりすることでそこに
フォーカスすることになり、
そこで感じる感情が
増大していくという仕組みなのです。
赤信号で進むと危険
ご存知の通り、
赤信号で車や人が横断したり
直進して行ったら事故にあう可能性が
高いと思いますが、
これと同じ事を人はよくやっているのです。
例えば、
それをやると嫌な気持ち(感情)なのに
気持ち悪いまま進んでしまう。
ずっと気持ち悪い、不快なままだと、
人は病気になったり、
大きなトラブルに見舞われたり、
大事故にあったり、
というふうにさらに不快になるような
ことになってしまうのです。
それは引き寄せているとも言えます。
あなたの感情は、同じ性質の
現実を引き寄せていくのです。
だからあなたが心地よいと感じる時だけ
そこにフォーカスし続けるのが、
更に心地よい事を引き寄せるコツなのです。
それを続けなければならない時は?
ここで、こんな質問が来そうです。
「そうは言っても今すぐにやめられない
例えばシゴトなどの時はどうすれば良い
のですか?」
究極は、しなければいけないことは
何も無いのですが、
そうは言っても始めてしまったシゴト、
不快だから辞めていてはキリが
ないですよね。
そんな時はどうすればよいかというと、
捉え方を変えることと、
見る部分を変えることが大切なのです。
本質は良いも悪いもない
ひとつの物事というのは、
元々良いも悪いもありません。
Aさんにとっては心地悪いから
悪いこと、嫌な事でも、
Bさんにとっては心地良いことだったり、
そんなに心地悪いわけではなかったり
します。
これは、
その物事に対する見方、捉え方が
違うからなのです。
物事には必ず、
素晴らしい部分と素晴らしくはない
部分があります。
でもそれは、
自分にとっては、ということだけなのです。
他人がどう思っているかはわかりません。
同質のエネルギーの引き寄せ
いつもダメなところ、素晴らしくない
ところに焦点を当てる人は、
同じ事に取り組んでいてもいつも
愚痴を言って自分の感情を
心地悪くしています。
そしてそこにとどまるから
それは活性化して更にそれと同質の
現実がやってくるのです。
でもその物事や人の、
素晴らしい部分、長所、マシな部分に
フォーカス出来る人は、
いつも心地よい感情でいるのです。
心地よいまで行かないとしても、
マシな気分にはなっているのです。
なのでそれなりの現実を引き寄せる
こととなります。
赤信号の不快な感情は、
「そこに居座ってはいけないよ!
もっと心地よい感情になれるよ!」
と教えてくれています。
そして見る事を変えたり
捉え方を変えたり、
望む事をイメージしたりして、
青信号の心地よい感情になり、
そこにフォーカスし続ける、
つまり青信号の状態で進めば、
その感情に相応の心地よい
現実を引き寄せることとなるのです。
そうすれば大怪我したり、
大病を患ったり、人とのトラブルなど、
不快な事にはそうそうならないのです。
感情の信号の色、
しっかりと意識して過ごしてみては
いかがでしょうか。