人とのコミュニケーション法
挨拶
人との関わりで大切な1番目の事は、
どんな人にも会釈をすると良いでしょう。
例え相手が何も返して来なくてもよい、
と決めると楽になります。
出来れば声に出して挨拶をすると
尚のこと氣分が心地良くなるでしょう。
これも自分が心地よくなるためにやると
挨拶を返してくれなくても
さほど嫌な氣分にならずに済みます。
世の中には挨拶はどうでも良い、と、
思っている人もいる、くらいに思って
おくと氣分が楽です。
人間観察
とりあえず挨拶をした後は、
その人の観察を始めます。
まずはありのままに観察します。
例えば目つきや表情、背中や歩き方、
顔色や声のトーンなど、
出来るだけ情報収集します。
この時のコツは、
いったんダメだと思った部分も
捉え直してみるということです。
例えば「目つき悪いな!」と思ってもその後、
「あ、でも昔親から暴力を受けていたのかも
しれないな」とか、
「うまく人前で表現出来ないながらも
健気に生きようとしているのかもな、
これ以上傷つけないためにも優しく接して
あげよう。」などです。
そして、
ダメな部分ではなく素晴らしい部分、
微笑ましい部分、可愛らしい部分などを
探せるのならば、
探すとまず自分が心地よくなれます。
自分が心地よくなるとその人や周囲に
心地よさの影響を与えることができます。
心地よいエネルギーは波動が精妙なので、
その場を包み込むことができるのです。
そしていつもポジティブな観察をしていると
その人に質問したくなるかもしれませんし、
その人の話を聴いてみたいなと思ったりも
するのです。
傾聴
こちらから話すか相手から話すかは
どちらでも良いのですが、
もしも相手が話し始めた時には、
頷きながら「そうでしたか〜」とか
「あ〜、そうなのですね」など、
キチンと聴いている感じを表現しながら、
どんどん話してもらいましょう。
自分から話し出した時も、
相手が話に乗って来て話し始めたら、
とことん話してもらいましょう。
こうして相手を自由にさせてあげることで
相手の心は少しほぐれるものです。
褒める
そして話を聴いている中で素晴らしいと思う
所があれば大袈裟なくらいに褒めて
あげましょう。
「うわー、それは素晴らしいですね!」
「どうしてそんなことができるんだろう、
凄いですね!」
「ヘェ〜、そういうことが出来るって
とても貴重なことですよね。さすがです!」
みたいな感じで、
どんどん褒めてゆきましょう。
そうすることで相手はあなたを信頼
し始めてくれます。
望みを語る
ところで、相手が、
どう探しても自分と考えが違うな、
と、思った時には、
「そう思うのですね〜」と言う感じで
賛成も反対もせずに相槌をうちましょう。
その上で、少し時間を置き、
それとは別に、新たな自分の意見として、
「わたしは、こういうのが好きなんですよ〜」
とか、
「こういう事をしている時は楽しいのです」
とか、
「わたしのモットーとしてこんなことを大切に
しているんですよ〜」
などと、自分の望む在り方や過ごし方、
大切に思っている事などを伝えておきましょう。
そうすることで、相手が勝手に、
「この人とは合うな」、とか「合わないな」、
などと決めてくれるでしょう。
そうすれば誤解されづらくなり、
変にリアクションとかも期待され過ぎず、
より一段とその相手との共存も
しやすくなると感じます。