子育て中のメンタルケア
コントロールを手放す
子育てに一生懸命になってくると、
子どもに対して親が
自分の価値観をもとに接するので
「コレはしてほしくない。」
「コレはやってほしい。」
などと言いたくなってしまうかもしれません。
人は皆、自由であろうとします。
なので親の自由のために子どもを不自由に
すると子どもは反抗するようになります。
それはそうです。
子どもだって自由でありたいからです。
それに、子ども自身がやりたいと思った
事しか子どもは本気で楽しくやりません。
一時的に親の意見に従わせても
表面的に親の前では従っていても、
本心じゃないのでいつか望みのエネルギーが
爆発しますし、それでも親が押さえつけると
子どもは無氣力になり、投げやりになります。
なるべく夢に寄り添う
子どもの抱いた夢、希望は、
一旦親の価値観は置いておいて、
尊重してあげましょう。
親から見て、どれだけ社会不適合な夢でも、
後ろ指刺されるような夢でも、
一旦尊重してあげましょう。
子どもが成長していろいろな経験をすると
また新たな夢や希望がでてきますし、
成長と共に望みが変わるのは当然だからです。
「応援してるよ!あなたなら出来るよ!」
親からそう言ってもらえると
子どもは嬉しいものです。
絶対に鼻で笑ったり、「無理だよ!」などとは
言わない事をおすすめします。
しつけは最低限に
子育てをしているとぶつかる壁ですが、
自由としつけのせめぎ合いです。
「挨拶はこういう所では〜です。」
「箸はこのように持ちます」
「姿勢は真っ直ぐに〜」
こういう事すらも、
子どもが嫌がっていたら
言うのはやめた方が良いと感じます。
本当に教えたい事は、
説明するよりも背中でみせる、つまり、
親がしているところを見せるほうが
効果的です。
そこで子どもが勝手に、
「あ〜、ココではこうした方がよいな」
と思ったら採用するでしょうし、
このマナーは真似したくないな、
と思ったらやらないからです。
そのように子どもに選択の自由を
与える事で実はあなたも自由になります。
二倍ほめる
親から子どもを見てダメな部分、
良い部分、どちらも子どもに伝えても、
子どもによってはダメな部分に目が行く
子どももいます。
親としては同じエネルギーで
ダメな部分と良い部分を伝えているから
それで良いと言うことではなく、
子どもが例えば、
「いつもママはダメなところばかり言う」
などと言う場合には、
ほめる時のエネルギーは二倍以上に
増やしてみてください。
むしろダメな所は言わないくらいで
良いと感じます。
何度も何度も同じ事についてほめて
あげましょう。
そうすると実は親の感情も心地よくなり、
子どもの感情も心地よくなり、
心地よい感情でいると、
心地よくなるような現実が引き寄せ
られて来るのです。