他人事は他人に任せる
他人の機嫌はあなたのせいではない
上司が機嫌が悪い、友人が怒っている、
パートナーが機嫌が悪い、
全てあなたのせいではありません。
そこに居なくて良いのであれば
スグに立ち去りましょう。
そこに居るのであれば
あなたは楽しいことや望む状況を
イメージして心地よく在りましょう。
あなたにいろいろな出来事が起こる
のと同じように、
他人にもいろいろな出来事が起きます。
しかし起きた事への反応は人それぞれです。
喜ぶ人もいれば、悲しむ人もいる、
怒る人もいれば、ワクワクする人もいる、
希望を抱く人もいれば、不安になる人もいる、
と言った具合に。
なので、
今、目の前の人が心地よいか悪いかは
その人が出来事に対して
どんな捉え方をしてどんな感情になったかで
決まります。
なので当然あなたは見守る事しか
できません。
他人の経験を奪わない
あなたが、
目の前の人に忠告したり意見を述べたり
氣づかせようとしたりする事はできます。
しかしたとえあなたが先に通って
辛い思いをした道でも、
本人が経験してみたいかもしれませんし、
そこで嫌な思いをするからこそ氣づける事も
あるのです。
なのであなたが意見を述べても
それでも本人がやってみたい事は
やらせることが大切と感じます。
そして心底本人が「もうやりたくない」と
腑に落ちて本人自ら変わろうと思った時が
その人が本当に変われる時です。
そこからもわかるように、
目の前人が機嫌が悪くてもあなたのせいに
してきたとしても、
あなたが今まで氣分が良かったのならば
そのまま心地よく居て良いのです。
あなたのせいではありません。
陰で見守る姿勢
あなたがもし、
いつも心地よくあろうとしているのならば
それだけで実は目の前の人にも、
心地よいエネルギーの影響を与えて
いるのです。
なので目の前の人を陰で見守る姿勢を持ち、
穏やかさ、心地よさをお届けしている
つもりで生きると楽になります。
それを見て見ぬふりをしたり、
氣づかなかったり、
抵抗し続けたりするのは、
その人の自由に任せてあげてください。
遅かれ早かれその人は、
いろいろな経験を通して勝手に自由に
氣づいていくものです。
これはあなたにも言えることなのです。
あなたはあなたで新たな氣づきをもち、
その人はその人で新たな氣づきをもちます。
それが個々の自由に委ねた、
経験の素晴らしさなのです。
そして皆、心地悪いも経験するからこそ、
より心地よい在り方へも向かっていくのでしょう。