子育ての重要な法則
伝えて任せる
子育てに限らず重要な原則として、
「相手を変えようとしない」というのが
あります。
相手に自由にさせる。
自分の見栄や世間体や不安から子どもを
コントロールしない。
相手のやりたいと言った事は尊重する。
コレらは踏まえておきたい大切な項目です。
そしてよく聞く質問として、
「では躾(しつけ)はどうなるんですか?」
ということですが、
当然あなたにも自由があります。
なので意見を述べることができますよね。
でも子どもにも意見があるのです。
そしてあなたが氣づかないようなことに
氣づいている可能性もあるわけです。
逆に、人生の先輩としてのあなたの
意見も子どもに氣づきを与えるかもしれません。
でも大切なのは、
その意見を相手が受け入れないならば、
相手の自由にさせるということです。
決して強引に決めたり強要したりしないことです。
人は誰でも心の深いところでは自由で
在りたいのです。
また違う質問で、
駅のホームで走り回っていたり、
公園から走って公道に飛び出す寸前など、
意見すべきなのか?
そして緊急的に数秒後明らかに危ない、と
感じた時助けるのか?
こういう問いの場合ですが、
あなたの「助けたい」という思考と
愛の感情が行動へ突き動かすならば
周りが例え止めたとしても助けるでしょう。
子供がホームから落ちて電車が迫って来たら
有無も言わさず親は飛び込むでしょう。
それは、その時、「愛」の感情が発動する
からです。
もちろん不安も表裏一体の感情なので
存在しているのですが、
圧倒的に愛の波動、情熱の波動、
力みなぎる感情に突き動かされるでしょう。
コレは自然なことなのです。
あなたのどうしても助けたいという
願望が叶うための行動でもあるのです。
そういうことでは無い、
普段の子どもの夢、願望、意見、常識、
などは、親の意見をひと通り伝えたならば、
あとは、子どもの自由に委ねましょう。
勝手につまずき勝手に変化する
子どもは(奥さんでもそう)、
自分で経験したいので、あなたがもしその事
について経験済みで結末をわかっていたとしても
あなたの言うことは聞きません。
例え表面上では言う事を聞いているように
見えたとしてもそれは親の圧力が鬱陶しくて
言う事を聞いているフリをしていることが
多いでしょう。
なので親であるあなたができることは、
信じてあげること、
待ってあげること、
夢を見させてあげること、
希望をもたせてあげること、
そのままで価値ある存在だと認めてあげること、
笑顔で喜びのエネルギーの場をつくること、
失敗しても叱らず励ましてあげること、
自由にさせてあげること、
無条件の愛を示してあげること、
こういった、
エネルギーを伝えることなのです。
この見えないエネルギーは
見える物や行為をいくらあげるよりも、
子どもをより幸せに導くことなのです。
それにはあなたが整っていなければ
素晴らしいエネルギーは伝えられません。
あなたの波動を高めることが第一なのです。
あなたが変わることでエネルギーが変われば、
あなたが経験する子育てが好転します。
子どもも奥さんもあなたも家族みんなが
自由の中で調和して生きることができる
ようになります。
相手を変えられないことがわかっているので
相手にイライラしても仕方ないと悟りますし、
自分の改革だけに専念すれば
子どもはあなたの背中を見てより高みを目指す
ことでしょう。
そうすればあなたが心配せずとも、
子どもはどんどん進化し、
より幸せな人生を送れるようになります。
これが子育ての重要な法則なのです。