安心感は人を動かす
オウム返し
あなたが人とのコミュニケーションを
とる時、大切なのが安心感を与える
ということです。
安心感は人を動かすのです。
ゆったりと安らいだ目で相手を見つめ、
相手の話に耳を傾けます。
そして相手の人が何か話したならば、
その話の重要と思われる部分を
繰り返し話して差しあげるのです。
これは、なにも相手の話に賛成している
と言う合図のためにしているわけではなく、
相手の人が今そういう状態にあるという
事実を認めて差しあげるという意味が
あります。
人は、一方的にしゃべりっぱなしで
相手が全くあいづちもうなづきもなく、
言葉も発さないと、
しだいに不安になってくるものなのです。
しかも無表情だったら尚更です。
例を挙げると、
誰かの言動にムカついた話を自分にされた
場合、相手にはあなたに話したい何らかの
理由があります。
だからといってその意見に賛成する必要は
ありません。
でも「ムカついた」という感情になった
事実はあります。それをあなたに表現して
いるだけなので、
あなたは、
「そっか、そういう感情を抱いたんだね。」
と事実を認めると言う意味で、
「ああ、ムカついたんですね〜」と
オウム返しすれば良いのです。
それだけで相手はちゃんと相手してくれて
いる、と思い、安心するものです。
「そうなのですね」の相槌
相槌(あいづち)とは、首を縦に振る、という
動作の事を指していますが、
コレをすると急に相手の話しに集中している
感じが出ます。
何度も言いますが、
その意見や感情に賛成しているから相槌を
打つのではありません。
「そういう事実があったんだね〜」
「そういう氣持ちになったんだね〜」
というふうに事実を認める相槌なのです。
この相槌は大きすぎてもわざとらしいですし、
小さすぎてもそっけなく感じることが
あるのでバランスが大切です。
そしてタイミングも重要です。
相手の話しがしやすいタイミングというのも
あります。
コレもそうですが、
本当にその人に寄り添って初めて
絶妙なタイミングでの相槌が可能なのです。
それから、表情も大切です。
いくら相槌を打っても無表情では
伝わりません。
かと言って、相手が例えば嫌な氣持ちを
吐き出している時に、自分も同じ表情を
するのも違います。
何故ならばあなたは相手の事実を認めている
だけだからです。
なので、
「そんな事実があなたにはあったのですね〜」
という感じを表情に出せば良いだけなのです。
あなたまで同じ感情になってしまうのは
避けることが大切です。
あなたまでネガティブな感情になると
解決的な安心感は与えられなくなります。
その人からすると同じ氣持ちになった仲間が
出来た、と一瞬安心するかもしれませんが、
波動の高い存在が居なくなるので、
お互いに導く事ができなくなるのです。
あなたの安心の感情は無くしては
いけないのです。
自分が安心感を持つ方法
ここまで読まれたあなたは、
その人に安心感を与えるという事は
自分が安心感に満ちていないといけないのでは?
と思った方も多いかもしれません。
そうです。
実はあなたが波動を整えている事が
とても大切なのです。
そのためのオススメは、
朝起きてすぐの瞑想(メディテーション)です。
やり方は簡単です。
楽に座って目を瞑り、
呼吸に意識を向けて、深呼吸をゆっくり
していきます。
あとは集中して、呼吸をイメージの中で
追っていけば、15分後、
氣がつくと安心感に包まれています。
瞑想はとてもパワフルに自分の波動を
変えてくれる素晴らしいツールです。
それが終わったら、さらに意図をします。
今回は安心感がテーマなので、
「わたしは安心感に包まれている!」と
心の中あるいは声に出して宣言します。
その上で、誰かの相談にのると、
あなたは相手に安心感を与えるスタート
ラインに立つ事ができるのです。
「今のあなた」への質問
あなたは安心して生きていますか?