心が傷ついた時の対処法
ゆるせない思いのおさめ方
例え一瞬でも、ゆるせないという思いが
起きた経験はほぼ全ての人があることでしょう。
特に、何かが原因でネガティブな感情に
なり、それが身体にまで出てしまうような
時には誰しも一度は「アイツらのせいで!」
「ゆるせない!」「あんなことさえなければ」
という感じでゆるせない時もあるものです。
感情で言うと、
鬱、無価値観、無氣力、深い悲しみ、怒り、
復讐心、不信感
などのエネルギーが活性化する
かもしれません。
身体に出る症状としては人それぞれかと
思いますが、動くのが辛くなったり、
上手く会話出来なくなったり、
円形脱毛症になったり、吹き出物が出来たり、
いろいろ症状はあるかもしれません。
いずれにしても心地悪い状態でしょう。
本来はその嫌だった出来事を思考したり、
その時の感情を感じ続けたりすることは
さらにその時のエネルギーにフォーカスする
ことになるので、
焦点を切り替えて、
心地よい感情になるような、
自分の望む未来や夢を思考することが役立つ
のですが、
理屈でわかっていても
どうしてもその不快な出来事や人などへの
怒りや復讐心がおさまらない時には、
いっそのこと、
その出来事や人達に腹が立った事を、
ノートに書き殴るというのも効果的です。
「この一度だけ思いっきり吐き出す」と
決めて取り掛かると良いでしょう。
吐き出し方としては、
とにかく乱暴な字でも良いので
感情のまま書いて書いて書きまくる。
コレが大切です。
怒り狂った時のしゃべり方でいいので
そのまま文字にしていきます。
それをとことんやって行くと、
いったん力が抜けてスッキリするはずです。
そうしたなら、そのあとはやっと、
その人や出来事を冷静に捉えられるように
なります。
もう、言いたいことは書き殴りました。
捉える角度を変えてみる
そうしたならば、やっとここから、
その人の氣持ちに目を向けていきます。
「あの人もあの状況だったからわたしに
ああ言うしかなかったんだろうな〜」
とか、
「あの人にあの時はああ言われて傷ついたけど、
ここにきた当時ははずいふん優しくして
もらったなぁ。」
とか、
「この職場は忙しかったけど、コレを経験した
からこそ、もっと自分の時間を大切に
しようと思えたんだよな〜」
「ミスをキッカケにみんなに
手のひら返したように言われて
病氣になったことで、
自分が過剰に罪悪感を抱きすぎていたことが
わかったな〜。
もうこれからは堂々としていることにしよう。
そう思い直せたから無駄な経験じゃなかったんだ
ろうな。」
とか、
「みんなあんな憎まれ口を言っていたけど、
自分の身を守りたかったんだろうな。
不安だったのかもしれないな。」
などなど、捉える角度を変えることで
こうやって冷静に色々なことが見えてくる
はずです。
こうして色々なことを捉え直していくと、
それに対してゆるしていなかった自分に
なんだか違和感を感じてくるでしょう。
そして更に捉え直していくことで、
ゆるすだけでなく感謝にまで
変わっていくことでしょう。
そうなれば、あなたは病氣になることは
無いですし、
嫌な過去も消えてしまっていることに
氣づくと思います。
自分が嫌だったことや悲しかったこと、
あんな症状になったこと、こんな事態に
なったこと、ゆるせない、アイツらのせいだ、
あの環境のせいだ、などというとめどない
思いを一旦書き殴ることで
思いっきり吐き出して、
それから冷静にその対象を捉え直す。
その出来事、言われたことなどの
価値を転換して角度を変えて捉え直す。
そして更に感謝の感情にまで昇華させる。
あなたもやってみてください。
変わっていけると思いますよ。